「土用の丑の日にうなぎを食べる」このようなことを言い伝えかのように聞かされてきましたよね。ではなぜ土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのでしょうか?その理由は江戸時代まで遡ることにな李ますのでぜひゆっくりご覧ください。
土用の丑の日とは?
土用の丑の日とは、夏の土用(立夏のおおよそ18日前)の丑の日(昔々は十二支で日付を数えていました。)のことです。毎年土用の丑の日は変化しますので「〇〇日」との決まっているわけではありませんが、今年(2020年)は7月21日です。
ではなぜこの日にうなぎが食べられるようになったのか?それを以下で解説していきます。
土用の丑の日にうなぎを食べる理由
土用の丑の日に「う」の付く食べ物が良いと言われてきました。確かにうなぎは精がつくとも言われて、夏の暑い時期うなぎを食べると乗り越えられるとも聞いたことがあると思います。
このようにして、土用の丑の日にうなぎが食べられるようになったというわけです。と締めくくったかのように説明しましたが実はそれだけが理由ではなく、先ほど説明したのはただの企業戦略的なもので(ポッキーの日11月11日のような)実際土用の丑の日にうなぎを食べるようになったのは、今から約220年ほど前の江戸時代が始まりだと言われております。
「え!そんな昔からうなぎって食べられてたの!?」と思った方もいるかもしれませんが、土用の丑の日に食べる風習ができる前は、うなぎは万葉集にも詠まれるほど古くから親しまれた食べ物でもありました。その頃からうなぎは食べられていましたが、この土用の丑の日の風習ができたのは江戸時代の有名な方がキッカケでうなぎを食べるようになりました。
以下でそのうなぎとその有名な方の関係について書いています。
実は〇〇が関係!江戸時代の天才
ここからは学校の授業でいう歴史の分野になってくるかもしれません。「歴史嫌い〜」といった方もいるかと思いますので、できるだけわかりやすくまとめていきますので是非テーブルに両ひじをついてご覧ください。
〇〇が関係!の〇〇は「平賀源内」という江戸時代の優れた人が関係しているんです。この方は医者・発明家・油絵などで功績をあげた凄い人です。(江戸の町では知らない人がいない程のスーパースターだったようです。)
そんな平賀源内の元にある鰻屋が土用の日になると「うなぎが売れない」と相談しました。
そうすると平賀源内は大きな紙に「本日丑の日」と書いてうなぎ屋の店先に貼ったところ、街ゆく人々が店先に止まりその字の綺麗さと平賀源内がいうことだから間違いないとたちまち広まって、土用の丑の日にうなぎを食べるようになったんです。今でいうインスタにインフルエンサーが書き込みする感じですかね。
でも勘違いはしないでもらいたいのが、天然のうなぎの旬は冬が一番脂がのって美味しい時期です!
土用の丑の日にうなぎを食べる理由のまとめ
いかがでしたでしょうか?土用の丑の日のの風習ができたのは江戸時代のスーパースター平賀源内という方が関係していたんです。この話は聞いたことがある方も多いんじゃないかなとも思いますが、うなぎの旬は冬なので勘違いだけはしないでくださいね。
でもうなぎ屋のどうしても売りたい努力と平賀源内のキャッチコピーのセンスは脱帽といったところです。今年のうなぎのシーズンが待ち遠しいですね。
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