上原浩治さんといえば「SFF=スプリットフィンガード・ファストボール」通称スプリットをコントロール良く使いこなす投手ですよね。スプリットといえば「魔球」とも呼ばれ、メジャーリーグで使用する方は少ないみたいです。
そんなスプリットの投げ方のコツをご自身のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」で語られていましたのでご紹介します。
- スプリットの投げ方のコツが写真付きでわかる
- 上原浩治の変化球の考え方がわかる
【マジ魔球】スプリットとはどんな変化球?
スプリットは別名高速フォークとも呼ばれており、その球筋はストレートと同じ軌道でバッターの手元でにスッと落ちていくような変化球です。ですのであまり球の落差というものはありませんが、バットの芯をズラすには最適な球の1つと言えます。
ですので先ほどストレートと同じ軌道と言いましたが、バッターからすればストレートと思ってバットを振りにいったらボールが突然落ちた!ってことになって凡打や三振が取れるという魔球がスプリットというわけです
上原浩治さんのスプリットの投げ方・コツを伝授!(写真付き)
上原浩治さんのスプリットは全部で3種類あり、1種類でも厄介なボールを上原浩治さんは3種類ものスプリットを使ってバッターを手玉に取ってたわけです。
- 縦に少し落ちるスプリット
- 縦に大きく落ちるスプリット
- 横に落ちるスプリット
この3種類のスプリットを使用しておりました。実際以下でスプリットの握り方を写真付きでご紹介します。
1.縦に少し落ちるスプリット(下の写真)
出典:上原浩治の雑談魂
2.縦に大きく落ちるスプリット(下の写真)
出典:上原浩治の雑談魂
3.横に落ちるスプリット(下の写真)
出典:上原浩治の雑談魂
ここで上原浩治さんの投げ方のコツがあり、このスプリットは抜くように投げるのではなく真っすぐと同じように投げることといかに真っすぐと同じフォームで投げるかが変化球の課題とお述べておりました。確かに真っすぐと同じフォームで投げないとバッターは「変化球だ!」と気づいてしまいますよね。
「縦に少し落ちるスプリット」と「縦に大きく落ちるスプリット」の投げ方はこの握りのままストレートと同じ腕の振りをして投げるということがわかりますが、「横に落とすスプリット」はどのようにして投げるのであろうか?
「横に落とすスプリット」はの握りは、「縦に少し落ちるスプリット」の握り方と同じですが最後のリリースする瞬間に「人差し指に力を入れる」ことでシンカーのように曲がり落ちるということです。
このスプリットがあまりうまく投げられない方に対しては、「落とそう落とそうとしないこと」と「ストレートと同じ腕の振りで投げる」といった考え方のアドバイスも添えられております。
スプリットの投げ方のまとめ

いかがでしたでしょうか?上原浩治さんの3種類のスプリットはとても有効なボールであります。とにかく難しいことは考えず「挟んで投げればいい!」とも言っておりました通り、私も20年間も野球をしてきてその中でピッチャーというものにすごく関わってきました。ですのでまずは投げてみることを強くお勧めします。
投げてみないことには改善点などが生まれてきませんしね!
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