草野球や高校野球などでピッチャーをしてる方でコントロールに悩んでませんか?球速はあるのになかなか思ったところにボールがいかず、試合でフォアボール連発などもあったりしないですか?
そんなコントロールにお悩みのピッチャーの方に向けた練習方法を桑田真澄さんが語っており結構独特ですが、理にかなっている投げ方だなと感じましたのでご紹介します。
- ピッチャーにはコントロールが大切だということがわかる
- 桑田真澄さんのコントロールを良くする練習方法がわかる
ピッチャーはコントロールが必須なのか?
ピッチャーのコントロールというものは、「早いストレートが投げることができること」などよりも必須条件で、試合をコントロールすると言っても過言ではありません。どれだけ早い球が投げられようともストライクゾーンにボールが行かなければフォアボールになってしまいますし、ピッチャーとしてコントロールはとても大きな比重を占めると思います。
しかし、コントロールするって難しいですよね。ピッチャーをやっている方ならわかると思いますが、なかなか自分の投げたいところにボールが投げれないそんなことって多々あると思いますし、なかなかその練習方法ってわかりませんよね。
「下半身をもっと鍛えろ!」や「リリースポイントを一定にしろ!」など様々な練習方法を試された方も多々いらっしゃると思います。そんな練習方法に桑田真澄さんがモノ申しておりいったいそれはどのような事でしょう。
桑田真澄さんのコントロールを良くする練習方法が独特!
「コントロールで大事なのは指先の感覚だ!」と、こんな話聞いたことや指導されたことありませんか?私も実際そのように高校時代指導された思い出がありました。
しかし桑田真澄さんは、「指先は大事ですが、手先でコントロールしようなんて思うとコントロールはつかない!」とはっきり断言していました。
「本当のコントロールは体全体を使って大きな筋肉で覚えていく」これがコントロールをつける新常識なのである。
では体全体を使歌めにはいったいどのように投げればいいのか?桑田真澄さんの練習方法が独特なのです。
【桑田真澄流】投球フォームの新常識「たるをイメージせよ」
ポイントは「たる(樽)」をイメージすること!「たる」を抱えて全身を使って投げるというイメージをする!
どういうこと!?
説明するとまず普通にピッチャーの投球動作で片足を上げます。その時点で両腕に「たる」を抱えているイメージをし、そのまま投げるのではなくて一旦後ろに「たる」に入った水を少しこぼしてください。その動作ができているのであれば利き腕の肩が少し下がっているかと思います。そして、そのままの大勢で体重移動して前に「たる」投げると言った独特な動作の練習方法です。
ここで桑田真澄さんが伝えたいのは「肩が下がる」ということです。肩が下がれば必然的に頭が残ってお尻が出るのでこの状態で体重移動するということです。
【桑田真澄流】投球フォームの新常識「肩を下げろ」
投げる時は「肩は平行にする」「肩を下げてはいけない」と教わってきた人も多いはずの中、桑田真澄さんは「まず肩を下げろ」と語っています。
歴代の名投手たちの投げ方を見ていると野茂投手や工藤公康投手などなど全員肩を下げて投げています。
なんだって!
桑田真澄さんは肩を下げることによって全身を使った投げ方ができると言っています。確かに肩を下げることによって、平行に体をひねって投げるよりも全身を使った投げ方になると私も実感します。
投げる時のイメージは、手を地面につけて上の方を見るような感じで投げる感覚ですそうすることによって、体が横回転にならず縦回転になり、ストレートがシュートするなんてことも防ぐことができるというわけです。
そして肩を下げることによって得られるメリットがコントロールの他にもう1つあります。それは「球威が増す」ことです!
球威が出ることによってバッターからすればスピード以上のストレートの威力が増しているって思われるのです。試合に勝つためにはどういうボールが必要か?などと言ったことを考えて投球練習をするといいでしょう。
ピッチャーのコントロールを良くする練習方法のまとめ
いかがでしたでしょうか?私もそうですが、今まで教わってきたことの常識が覆された気持ちになりませんか?桑田さん自身超一流のピッチャーという事もありますし、その方がいうのであれば正しいのかなとも思ってしまいます。ピッチャーをしている方でコントロールに苦しんでいてその練習方法何かないかな?と探しているのであれば是非取り入れてみてはいかがでしょうか?
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